サイバーパンク2077 アイコニック武器 攻略wiki

最新のゲームを集中攻略。ストーリー解説もあるよ。

【ファン激怒?】「スターウォーズ /最後のジェダイ」 酷すぎシーン選びに物申す!

ATTENTION!!! 

これはネタバレ記事を大量に含むというかほぼ本編を書いています

世界中が渇望して、2017年のラストを飾った映画SF超大作スペースオペラ、 「スターウォーズ 最後のジェダイ」!

世界中にコアなファンを持ち、その内容たるやもはや人生における哲学の現身の如しスタートレックと並び熱狂的なフリークが支持する王道のストーリー。最後のジェダイって誰か気になりますね?

「ローグ・ワン」がエピソード8だと勘違いすることなかれ。あれはあれで面白いけれど、あくまでスピンオフ作品とご理解くださいませ!

前作「スターウォーズ フォースの覚醒(エピソード7)」では旧三部作への懐古主義だなんだと騒がれましたが今作で完全に別物路線が確定になりました。

前作では語られることのなかったレイの両親についても進展がみられます。

今回の公開に先立ちストーリーの賛否両論が真っ二つに分かれているそうですが、僕はかなり出来のいい「SF作品」だったように思っています。映画館でポップコーン食べてもいいし、家でブルーレイを見ても仕上がりに納得できる、まさに2度おいしい作品。まあ僕がSF大好きな点を除いても、CG技術や映像美で十分におもしろいですねー(CGなど映像も好き)

前作の振り返りが終わったらニュースサイトしらべぇさんの本文より、本作品否定派の意見をピックアップ、否定意見と戦ってみたいと思います。

f:id:kengo1983:20171218223953j:plain

 

 

【前作、エピソード7のおさらい】

そもそもスターウォーズって何かよくわからない人は初期公開作品のエピソード4から全部見てくださいね!ゴールデンウィーク、夏休み、冬休み、休みと名の付く日はどんどん映画鑑賞しちゃいましょう!!!(お気づきの方いらっしゃいますね、そうなんです記念すべき公開1作品目がすでにエピソード4という謎仕様

人生の深い闇を垣間見て、公私にわたりダークサイドに落ちた聴衆の一人として冒頭は簡単に前作エピソード7のあらすじをおさらいしましょう。

本記事の後半はとても長くなります。ですが一気読みを推奨します。ほぼ全文ネタバレのためまだ見ていない人は気をつけてくださいね。1回見たけど満足度が凄いブルーレイ買ってもう1回見て感動、何度でも見たくなりますね。それでは物語をどうぞ。

 

昔々、遠い銀河に共和国がありました。人々は宇宙を自由に往来し、技術の進歩を余すところなく享受して暮らしていました。ある日、悪の力でもって皇帝となり、宇宙の国家統一を成し遂げようとした暗黒卿がいました。彼は自らの弟子とその息子の力(フォース)によってその野望を打ち砕かれるのでした。ここまでが旧三部作です。

そんな宇宙の平和を願う共和国は武力で宇宙統一を試みる悪の帝国との最終決戦に臨むためのレジスタンスを作りました。しかし富めるもの、貧しきものの差から紛争は絶えず、武力による統治はまた時を経て勢力を取り戻すのでした。レジスタンスには人一倍責任感の強い #レイア姫 というおばあちゃんがいます(act.故キャリー・フィッシャー)彼女は自ら将軍としてレジスタンスを取りまとめています。

f:id:kengo1983:20171222224211j:plain

 

その昔とても美しかったおばあちゃんは、ある日将軍(オーガナ将軍)になったわけすが、泥臭い軍人や女こどもを取りまとめて悪の帝国の手先(もとい残存勢力)である #ファーストオーダー と戦っていました。しかし戦力差は決定的で度重なる戦闘で仲間はどんどん数を減らし、おばあちゃんは昔を懐かしんでは涙に暮れ、離れ離れになった旦那さんや息子そしてお兄さんのルークの帰りを待っていました。

で、こちらが旦那さんです。

f:id:kengo1983:20171222224330p:plain

ハン・ソロ(act.ハリソン・フォード) 名優さんです。ブレードランナーインディ・ジョーンズで主演を務められています。

 

ある日おばあちゃんは考えました。お兄さんに会って世界をまた救ってもらいたい、彼の居場所を突き止めて頼んでみよう、ジェダイマスターになった彼ならそれが可能だ、と。そして彼の居場所を突き止めるためにポー中佐とアストロメクドロイドBB-8と呼ばれるロボットを捜索に向かわせます。1人と1機は彼の居場所の地図データを見つけました。

その頃、帝国の残党からファーストオーダーという部隊が組織され、そこのナンバー2であるカイロ・レンも最高指導者の命を受け、ジェダイマスター・ルークを探し始めます。

タッチの差で帝国の急襲をかわして逃げるBB-8。帝国からの脱走中に、敵に捕らえられたポー中佐を救出して逃げるクローン兵の姿がありました。彼は帝国のやり方に賛同できず悩んでいました。激しい銃撃をかいくぐり宇宙へ脱出するも、敵機からの被弾で砂の惑星に不時着します。二人と1機は離れ離れになってしまいました。

ところ変わりレジスタンスの基地。ポー中佐からの連絡が途絶え安否を気にする一同。いくら待っても連絡はありませんでした。その頃フィンはといえば砂の惑星でレイという少女(ガラクタ部品を漁って生活している)と知り合います。クローン兵は身分を装いレジスタンスだと嘘をつきます。こうして偶然にも2人と1機は出会うのでした。レイの日課は帝国の墜落した超大型強襲艦スターデストロイヤーの内部から使えそうな部品を調達してジャンク屋に売ることでした。そうやって日々の食料を入手していました。ジャンク屋はBB-8に目をつけます。高く買うという言葉と目の前に積まれた食料の山に一瞬心奪われますが、売られずに済み一安心のBB-8。

そのころポー中佐は一足先に基地へと帰還していました。そこに、悪いことに嫌気がさしたフィンという青年があらわれます。彼こそが先ほどポー中佐を救出したクローン兵君その人です、敵戦力の内部構造をすっかり把握sており自分のレジスタンス参加を訴えました。

彼は帝国の内部情報を伝え役に立とうとします、そして知り合いのレイのことをおばあちゃんに話しました。

f:id:kengo1983:20171222224616p:plain

*左がフィン(act.ジョン・ボイエガ) 右がポー中佐(act.オスカー・アイザック

フィンはポー中佐が着ていたジャケットをもらって嬉しそうにしていますが、この後で地獄を見ます。敵の巨大兵器を破壊する先でカイロ・レンに背中から切られて意識を失います。

 

彼女「レイ」こそ今回の三部作の主人公、フォースに目覚めた砂漠系女子。でもまだ今はフォース使えません。

登場時は砂漠で船の残骸をあさっていて、空からやってきて砂漠に不時着して追っ手に追われていたフィンに巻き込まれる形で知り合い仲良しになります。 フィンは帝国に追われているから2人で逃げようと言います。嫌な感じのジャンク屋がハン・ソロから取り上げていた宇宙船ミレニアムファルコン号を見つけ物語が勢いづきます。

逃げた先の惑星ではハン・ソロとの出会いがありました、見逃せないシーンは彼の船であるファルコン号の操縦でしょう。レイは操縦、フィンは銃座に分かれて追っ手を撃墜します。

 

f:id:kengo1983:20171222225830j:plain

*レイ(act.デイジー・リドリー

レイはフィンのことを少しずつ信頼し仲間だと思いまるで本当の兄弟のように接し始めます。物語の後半で帝国の急襲により傷ついたフィンを見て、フォースがレイの体を駆け巡ります。帝国ではレジスタンスの抹殺をたくらむ最高指導者スノークじいさんが開発を指示した秘密兵器スターキラー砲を発射し、5つの惑星を破壊しました。この兵器は太陽を吸収してエネルギーを蓄える恐ろしい兵器です。

スノークじいさんは部下のカイロ・レンに命令して2人を探させており、見つかった二人は一時捕らわれの身になるもののあっさり脱出したのでした。虚栄心の強いじいさんは、これ見よがしにカイロ・レンを罵倒しまくります。

f:id:kengo1983:20171222230048j:plain

スノーク(act.アンディ・サーキス)・・・女性説もありますが、どう見ても男というかおじいちゃん。額から頭頂部にかけて深い古傷がありなんとも禍々しい存在。声はバルボッサやスカーの吹き替えで有名な さんでした。

 

彼の弟子であり配下である「カイロ・レン」は実はレイア姫ハン・ソロの息子で、つまりはダースベイダー(アナキン・スカイウォーカー)の孫であり、ベイダーを崇拝しフォースの暗黒面にがっつり魅入られていました。わずかに残った良心にさいなまれ彼は悩んでいました。そこをスノークは見逃さず、執拗につけこまれ実の父であるハン・ソロを殺害してしまいます。そして完全な悪に目覚めるカイロ・レン。

レイとフィンは二手に分かれてスターキラー基地を破壊、カイロ・レンが追撃してくる最中にレイはついにフォースを覚醒させて敵を退けます。レイはレジスタンスの戦力を高めるため、自らの出生のヒントを得るために伝説のジェダイナイトであるルーク・スカイウォーカーを探し出します。そして出会う二人。

流れるエンドロール。

f:id:kengo1983:20171222230403j:plain

カイロ・レン=ベン・ソロ (act.アダム・ドライバー)ハン・ソロの息子です。悪いやつでしたね、救いようのないクズ野郎でした。

 

本作はこの直後の物語、ここから本編のネタバレが始まります。長かったですねー前作の振り返りだけでも十分ですって、ちょっとお待ちなさい。ここからはエピソード8をメインに見ていきます。

ルーク・スカイウォーカーはかつて帝国の脅威から宇宙を救った英雄として語り継がれてきました。

 

【エピソード8 最後のジェダイ 完全ネタバレ】

前回エピソード7の最後に ついにルークの居場所を見つけたレイ(主人公)は冒頭で彼に #ライトセイバーを手渡しました。これは前作の監督J・Jエイブラムスから新たにライアン・ジョンソンにバトンが渡されることへのオマージュに見えました。

 今回の話はレジスタンスが基地を放棄して宇宙へ飛び立つ間際、ファーストオーダーの追撃がまさに始まった直後から始まります。

BB8を乗せたポー中佐のXウイングは巨大な敵影に向けて通信を送ります。ハックス将軍を乗せたスターデストロイヤーは通信を傍受するも、ハックスとポーの会話が微妙に噛み合いません。「私がハックス将軍だ」「ハックス将軍と話がしたい、彼の母親のことで将軍から話がある、早く代わってくれ」

Xウイングのブースターゲージがチャージされ満タンになりました、からかわれたことに気づくハックス将軍。横に従えたドレッドノートに向けてXウイングが猛スピードで突き進んでいきます。あっという間に固定砲座が破壊され黒煙を上げるドレッドノート。艦長がポー中佐の目的に気づきタイファイターの発進命令を出すも遅すぎました。狙いはオートキャノン、これさえ落とせばレジスタンス艦隊は無事にハイパードライブで逃げ切ることができます。しかしタイファイターの射撃に被弾して攻撃不能に陥るXウイング、BB8の頭突きで故障回路をなんとか補強し窮地を脱します。

どこからか湧いてくるレジスタンスの爆撃部隊。総勢8機がドレッドノートに向けて進撃するも1分で壊滅、残り1機になりました。しかし砲撃手は死亡しており爆撃のスイッチは遥か頭上に。ハシゴを揺さぶり蹴り落とすチャイニーズ、爆撃は無事に成功しドレッドノートは破壊されました。

安堵して腰を下ろすオーガナ将軍、しかし目の前のモニターには生存した機体がわずかと表示され顔がこわばります。帰還する7機、犠牲は20機以上に登りました。

その頃、手痛い失態を叱責されるハックス将軍がいました。スノーク最高指導者に遠隔フォースで床に打ちつけられていました。

ところ変わって医療カプセルの中、眠っていたフィンが突然目を覚ましました。何が起きているか理解出来ていない様子で

 

f:id:kengo1983:20171222230702j:plain

ルーク・スカイウォーカー(act.マーク・ハミル

 

 なぜか海のほうにそれを投げ捨てるルーク師匠。気でも触れたのでしょうか、どうやら彼は完全に隠居生活をしているようで、丸いレンガ積みの寺院のような建物で生活していました。ここは #ジェダイの聖地で経典(遺物)が収められた古い祠もあります。ルークはケアテイカーと呼ばれるカエル人間達と暮らしています。主に魚を獲って食べたり、気持ちの悪いアザラシみたいな生物の母乳を飲んでくらしているようです。

ひどく何かを恐れているようです、一体何に怯えているのでしょうか?

【レイの葛藤と心の闇】 

ルークがおもむろに、レイにここへ来た理由を問いただします。最初は他人に言われるままの内容を伝えましたがルークのじいさんは納得しませんでした。質問を掘り下げられて、レイは見透かされていることに気づき正直に『フォースを学びたい』と申し出ますが、ルークは隠居しているから無理、帰れと言いましたがレイは彼の傍を離れませんでした。

とうとう、しつこいレイに根負けして3つのことを教えました。2つ目で深層意識を見つめたレイは、ついに自らのフォースを認識しました。 #フォースとは光りと闇の間にある中庸だと知ります。

 僕も初めて知りました、みんなも初めてでしょ?

さすがジェダイマスター・ルーク。でも彼曰くレイは #最後のジェダイではないと言っていました。そしてジェダイは滅ぶべきだと続けます。めっちゃネガティブ

 ルークは昔、自分の後継者を探していて #カイロ・レンと出会い、彼を弟子にしていた時期がありました。彼はダースベイダーの孫に当たりルークの甥っ子です。

 修行を通じカイロの中に宿る特別な力を知り期待を寄せていました。しかし彼は帝国の最高指導者ことスノークじいさんにより、いつのまにか暗黒面に堕ちていました。ある日修行が終わり夜になった時、強い力が暗黒面で猛威を振るう未来を察知して怖くなったルークは、反射的にライトセイバーを起動させてしまいます。それに気が付き目をさましたカイロは、殺されそうになったと勘違いして小屋ごとルークを吹き飛ばしました。

 

【暗黒面の覚醒】

ルークから見たカイロ・レン、そしてレイから見たカイロ・レンはお互い同士が真逆の存在でした。

カイロがまだ心に葛藤を抱えているのことにスノークは気づいていて、再びそこに付け込みます。でもよく考えたら自分の父親を殺しておいて、まだ光りに未練があるとはとんでもないやつですね。そこをさらにスノークが付け込んで二人を共鳴させて、次元を超越して引き合わせます。別々の場所にいながらフォースでお互いの存在を可視化させて手を触れ合う二人、それぞれが互いの内面を覗き込みました。闇の中に光りあり、光りの中の闇もまた然り。

 そこへ割ってはいろうとするルークじいさん、スノークはさらにレイに自らの暗黒面を覗かせました。レイは自分の両親が分からず、ルークや #ハン・ソロに投影していたところをスノークに付け込まれました。暗黒面が見せた幻でさえも両親の顔は分からず肩を落とすレイ。そこへカイロの意識が流れ込みます。レイはカイロの中にわずかな光りを感じ説得に乗り出そうとしますがルークが猛反対します。本当は自らの生い立ちに気づいていたレイ、そしてついに一人でカイロにつかまりに向かってしまいました。

【希望を見据えて】 

ところ変わり状況のよくないレジスタンスは #ハックス将軍率いる #ファーストオーダーの攻撃艦隊に追い詰められて逃亡をこころみます。そこへ帝国のドレッドノート駆逐艦が出現し、圧倒的に不利な状況に陥ります。勝機を見出したポー中佐は敵のブラスターを止めるために #Xウイング隊をともなって突撃します。ドレッドノート級の固定銃座を破壊し、敵の動力炉までの道筋をつけます。帝国は目の前のレジスタンス母艦に気を割きすぎたせいで小回りが効かなくなっていました。ポーは急遽、爆撃艦を動員して中枢の破壊を思いつきます、今がチャンスとレイア将軍を説得しますが断られて強行し爆撃師団は1機を残し全壊しました。この最後まで残った爆撃船の乗組員は、レジスタンス母艦に妹がいる〇〇〇で、被弾しながらも自らの命を賭して爆撃を成功させ、ドレッドノート級を撃沈しました。油断していたせいで慌てだすハックス将軍。こいつほんとに詰めが甘いやつです、小物ですね。スノークじいさんにも小物と言われました。

 隙をついてレジスタンス母艦は逃走に成功、ハイパードライブで逃げ切るも、乗組員は戦闘でどんどん減っていました。

 連中を捕り逃したハックス将軍は、スノークに遠隔フォースでおしおきされていました。部屋に呼ばれるカイロ、スノークは彼の内面の葛藤を読み、怒りをたきつけます。

「女のこにも負ける、まるでマスクをつけた子供だ、そのくだらん被り物をはずせ」スノークにそう言われ退席をうながされてしまいます。

部屋を出てエレベーターにのりマスクに怒りをぶつけるカイロ、ドアが開いて中を見るとマスクは粉々に砕かれていました。レジスタンス追撃に自ら出撃するカイロ。

 

【それぞれの戦い】 

ところ変わり意識を取り戻したフィン(前作でカイロに切られて重症の黒人)は帰還したばかりのポーと再開します。ポーはレイア将軍に無謀さを咎められ降格を言い渡されました。油断しているレジスタンスを尻目にハイパードライブで急遽近くに現れた帝国艦隊。ハイパースペースを抜けて追いかけてきたのでした。

 レジスタンスは燃料が切れかけて敗色濃厚。そして襲い来るカイロ・レンのタイファイター。急襲によりXウイングは破壊されてしまいます。レイアのいるブリーフィングルームへの攻撃をためらうカイロ、しかし部下はためらわずに攻撃して母艦に命中。宇宙へ投げ出されてしまうレイア将軍・・・。これはついに死んだかと思っていたら、自らのフォースを使い母艦へ舞い戻るレイア将軍ww。覚醒してたの?

しかし船にもどるとすぐ意識不明になったので、代わりの艦長を決めます。紫ヘアーさんに決まりました。苛立つポー。紫ヘアー提督は冷静沈着、真逆の性格のポー隊長(降格済み) 

 フィン(革ジャンの黒人)はレイの安否を知り、敗走する母艦にレイを載せるのはまずいと考え単身で逃亡を図り知らせようとしますが、フィンをたたえる整備工のローズ(北朝鮮のアナウンサーみたいな面白い顔の女性に見つかり、逃走を見抜かれスタンガンで動けなくさせられました。

f:id:kengo1983:20171222231158j:plain

北朝鮮のアナウンサーこと、ローズ・ティコ(act.ケリー・マリー・トラン)

牢屋へ入れられそうになったとき、二人は偶然にも敵艦の無力化を思いつきました。話に乗るイモトじゃなくてローズ。降格され暇をしていたポーも巻き込んで悪巧みを始めます。敵艦隊の先頭一隻だけが追跡能に長けているのでそいつを潰せば追えなくなり逃げ切れると目算し、敵艦に乗り込む際のセキュリティを突破できる凄腕技師を探すことになりました。

前回出てきたマズに教えてもらった情報を頼りに賭博惑星へ降り立ちます。お粗末な船の停め方で地元警察に潜入が早々にばれていました。賭博上に目を輝かせて興奮する黒人、冷静なイモト。ローズはこの星の客層が裏社会の武器商人だと知っているので、内心は非常に腹が立っていました。そして警察に見つかる二人と1台。

f:id:kengo1983:20171222234039j:plain

*BB_8 こと BB・アストロメク・ドロイド

 

【裏切り】

牢屋に放り込まれると先客でおっさんが1名。おっさんは凄腕技師でした。おもむろに財布から出した紙で、牢屋のセキュリティを開き逃げ出すおっさん。二人とは別の方向へ逃げていきました。あやしい、あやしすぎるベニチオ・デル・トロ

彼はDJと呼ばれる凄腕のハッカーで、二人が探し求めた人物とは別の人。

f:id:kengo1983:20171222234459p:plain

*DJ (act.ベニチオ・デル・トロ

 混乱に乗じて逃走が始まりました。競馬で使うような健脚鋭い原生動物をオリから逃がして、それに乗ってじ脱出しました。この際、オリの中には子供達が一緒に入っていました(たぶん奴隷) *この帽子かぶった奴隷の子ども、超重要人物です。

 草むらを騎乗して進む二人、崖に追い詰められたところでBB8とおっさんが飛行艇で到着、、二人は救出されました。おっさんが二人に交渉を持ちかけます。ローズの首から下げていた金属のペンダントは爆撃艦のお姉さんとペアになっており、とても希少価値のある金属でした。おっさんはこれが欲しいとねだります。差し出すローズ。船内を漁るおっさん。船は武器商人から盗んだもの、品物リストにはXウイングも掲載されていました。複雑な顔の二人。

そのころレジスタンス母艦は帝国の追撃を受け続けて後続艦2隻が破壊されてしまいます。

 3人と1台は帝国艦に潜り込むことに成功、しかし帝国の黒いBBドロイドに侵入を察知されていました、そして突然の裏切りが・・・。

現れるキャプテンファズマ。おっさんはいつの間にか帝国と取引をして金で二人を引き渡してしまったのです。処刑されそうになった寸前でBB8の助けにより逃走する二人。作戦は失敗でした。

 

【新しい基地】 

レジスタンスの母艦はそろそろ燃料が不足し始め、母艦を捨て小型艇へ乗組員を乗せ始める新艦長。これにポーが噛み付きます。仲間割れから銃撃戦が始まってしまいました。ポーは篭城を決め込みますが、ドアをこじ開けられ煙が上がり、中から意識を取り戻したレイア将軍が出てきて一瞬おどろくポー、すかさずポーを気絶させました。

 母艦を捨て、近くの鉱物惑星の古い基地を目指して宇宙を進む一同、裏切り者によって敵にその作戦がばれていました。砲撃をうけ破壊されていく小型艇を見かねて、母艦で一人残っていた将軍代理はハイパードライブを使って敵の船に超高速で母艦を突っ込ませ小型艇の惑星突入を守りました。

 その頃レイはスノークの謁見の間に連行されていました。スノークの声はなんと #バルボッサ(またはスカー)でした。ディズニーヴィラン常連の声優さんです。ルークの居場所を吐かせようとフォースを使うスノーク。レイの両親についても言及し、彼女は自分が売られてきたのだと思い出します。両親はジェダイとは無縁の普通の人間でした。一部始終を読み終えたスノークはカイロにレイを殺すように指示を出しますが、隙を見て裏切ったカイロと協力して遠隔操作したライトセイバースノークを真っ二つにしてあっさり倒してしまいます。

取り巻きのロイヤルガードも協力しながら倒してしまうと、カイロはレイに自分と手を組むようにうながします。それを拒むレイ。二人は決別して、ライトセイバーを奪い合いフォースがぶつかり合います。力に耐え切れず真ん中で千切れるライトセイバー、隙を見てレイは逃げました。カイロはこの時から完全に  #暗黒面に堕ち、自らを最高指導者としてファーストオーダーを支配下に置きます。

 スノークを失い狼狽するハックスをフォースで締め上げ忠誠を誓わせました。レジスタンスの逃げ込んだ惑星へ向け、自ら指揮を執るカイロ。レイはファルコン号で脱出します。そしてなぜかジェダイの書物を燃やそうとするルーク、そこへ懐かしい姿のヨーダが現れてルークを導きます。

『レイまでも失ってはならん。あの子を正しく導くのじゃ。お主が教わったフォースと技を教えるだけでよい、ただ師であることを重みとせよ』

他にも何かもごもごと言っていました。天も燃やすことをためらうルークに見かねたのか、空から雷が落ちてジェダイの遺物は燃えて失われました。

 新しい基地のある惑星は、地表を薄い塩で覆われた赤い惑星でした。そこへ帝国の陸戦兵器とスターキラー砲の簡易版が運び込まれます。威力を知っているフィンから、基地が長くは持ちこたえられないことを知らされます(フィンは元帝国兵)。ポー率いる空戦部隊が次々に旧式飛行メカで発進していきます。ひどいポンコツで底板が外れながら進んで行きました。敵の猛攻で数を減らす空戦部隊、ついにポーから避難命令が出されます。納得のいかないフィンは一人、敵の砲身に捨て身の特攻を仕掛けます。フィンが先か砲撃が先か、いや、もう間に合わないからフィン死亡か・・・間一髪でイモトの乗る飛行メカに命を救われるフィン、破壊される基地のとびら。イモトは決死の救出で疲労困憊していました。優しく介抱するフィンにキスをするイモト。なんとイモトはフィンを愛してしまっていたのです。たったの30秒でロマンスは終わり、そこへ空を割いて #ミレニアムファルコンが颯爽と駆けつけます。ピキュン、ピキュンピキュン。撃墜される帝国の #タイファイター。ここぞとばかりに勇姿を見せつけるファルコン号にしびれました。

f:id:kengo1983:20171222233604j:plain

【最後のジェダイ

そしてついに皆の前に姿を現したジェダイマスター・ルーク。みんなきっとこう思ったことでしょう「もっと早く来い」。レイアに今までのことを詫びて再開に涙したのも束の間、単身でカイロ・レン率いる陸戦部隊へ挑みます。敵の真正面で立ち止まるルークへ砲撃を浴びせ続けるカイロ、卑劣、悪漢、クズ。あふれる憎悪でこぶしを握り締めたまま、「ありったけを浴びせろ」とさけびます。さすがに部下も引いていました。見るに堪えなくなった部下が砲撃を勝手にやめさせます。地面から立ち上る赤煙の中から現れるルーク、全くの無傷で立っています。肩についたゴミを払っておもむろにカイロを挑発します。このシーン、無傷の理由についてよく考えておいてください。後で驚きますよ!!

彼は囮になって時間を稼ぎ皆を逃がそうとしているのでした。急に勘が冴えてそれに気がつくポー、名探偵コナンなみの推理力を発揮します。さらにはルークの来た道を辿れば外に出られると気がついて基地の奥へ進むも、岩で抜け穴は塞がれていて落胆します。ひざをついて崩れ落ちるポー。

そして、颯爽と現れる我らが希望「 レイ 」。彼女こそが正真正銘、最後のジェダイでした。威力を増したフォースが積み上がった岩を取り除きます。そして道は開けた。

その頃、カイロ・レンは挑発にのりルークとの一騎打ちに挑みます。カイロの荒々しい一振りを寸前で避けるルーク。皆が逃げおおせたと知り、カイロの一撃を受けます。

ルークの体を抜けていく赤いライトセイバー。しかしルークは崩れ落ちません。服も破れていない。はっとして異変に気がつくカイロ。 ルークは実体ではありませんでした。遠く離れたジェダイの遺跡からフォースを使い幻を皆に見せていたのです。

まんまと騙されましたね。やられた。

ルークは遥か彼方の惑星から力をふりしぼりフォースを投影するも、最後は力尽きて衣だけを残して消え去ってしまいます。ルークが逝ってしまったことをレイア姫は察知しました。これはかつてのヨーダクワイガンがそうであったように、フォースと調和したことを表しているのでしょう。(ジェダイの極致はフォースとの調和です)

『また会おう』そう言い残すとふわりと消えたルークの幻に目を配り、やり場の無い怒りと自らの愚かさに悶絶し咆哮するカイロこと、ベン・ソロ。その叫び声は赤い鉱物惑星の地平へと消えて行きました。ミレニアムファルコン号に乗り脱出したレジスタンス一同、アテはあるのかとレイがオーガナ将軍に聞きます。すでに手は打ってある、準備は整ったと不適に笑うが姿がありました。

ところ代わり先ほどの賭博場がある惑星、馬小屋の掃除をしていた奴隷の子ども。馬屋を出ると、近くに立て掛けられたホウキをフォースで引き寄せて握り締めるのでした。彼もまたフォースに覚醒していたのでした。

その後ろ姿、ジェダイの如し・・・。

タタタターターッ、タッタタタータ、タッタタタータ、チャチャチャチャーン

はーちょっと何箇所かはしょりました。コントっぽいシーンも込みで2時間半もある映画のレビューって大変ですね。全部読まれた人もお疲れ様でした!!!!

今回の記事を書いた後、ワイヤードのレビュー評価を読みましたが1点引っ掛かる文章がありました。ダークサイドに大衆が堕ちたわけではなく、たびたび出てくるアジア系の顔に中国の影を意識して作品が汚されたと感じたのだと思います。(ローズのことじゃないよ、ちょいちょい見切れているアジア系のやつがいるってこと)中国資本は昔の日本がそうであったようにハリウッド映画で存在感を匂わせています。それがいいことかどうかは作品のイメージがあり一概にはコメントできませんが、無理やり登場させるのは作品を壊す恐れがあるので是非やめてもらいたいと思います。

そしてスターウォーズは次回作も含めて15年先まで公開作品の予定があるそうです、50周年だと僕は何歳なのだろう・・・。

 

長らくお待たせいたしました!!!【酷過ぎシーン評価に物申す】

純粋なスターウォーズファンの僕が、にわか素人の酷過ぎ評価に物申して終わりたいと思います。

(1)宇宙空間なのに推進力がない爆弾が落下する件

これは言われてみればそうだなと錯覚させるような表現ですね。嫌らしい言いまわしです。そもそも、帝国の艦隊も共和国軍もみんな目線の位置が全部揃ってるし誰一人宇宙空間なのに浮いてないだろうが。

人間の目は(というか脳は)正しく物事を認識しようと負荷をかけます。宇宙空間において敵との目線が揃っていないことは、双方にとってお互いの詳細を正確に認識できない危険性があり、自ずと目線は揃うでしょう。揃って対峙している描写が殆ど無いのも考慮しているのか謎です。爆弾が垂直落下する理由は、各艦が重力力場を形成しているから艦艇の「底面」に重力が存在しているためです。大型艦のほうが当たり前に重力が強いのです。砲撃で船が破損した場合に煙がやや上方向に逃げるのが見てわかります。というかそもそも反重力インフラが発達しているスターウォーズの世界では当たり前の現象です。はい次

 

(2)オーガナ将軍がフォースで宇宙遊泳をする件

そもそも宇宙遊泳はしていない。事実を曲げないでほしい。危機的状況の回避が正しい。誇張した表現にはうんざりしますね。

宇宙空間に投げ出されたあと、フォースで自らを船内に引き戻した光景が凄まじかったです。僕が観ていた映画館では古くからのファンが「おおぉ、ついに!」と驚嘆していましたよ。せっかく今作でフォースの説明をしたのにちょっと理解が足りない。というか批判している輩は原作しらない可能性大。彼女、ベイダーの娘でルークの妹だよ、フォースぐらい使えるでしょうよ。

 

(3)アクバー提督の扱いが酷すぎる件

ネタバレでも書いていますが、歴代スターウォーズで出てきていたアクバー提督というキャラが帝国の砲撃で爆死します。その後のシーンで出てこなくなるので扱いが雑だと騒いでいますが、旧作で準主役級だったハン・ソロがもう出てこねーじゃねーか。

だいたい、敵の方が上手なんだから被弾は予見されていたでしょ。そうでなくても、もっと映画製作サイドの話をすれば主人公が代替わりしていく世代交代をテーマにしているんだから仲間も新陳代謝があるのは当然に思います。アクバー提督は、本人が嬉々乱舞して大活躍みたいなヨーダ的立ち位置には元々いないものの公式設定ではたたき上げの提督であり根強いファンも多い。ただし彼をもってしても彼自身の老いと帝国(ファーストオーダー)の勢いは御しきれなかったと観るのが自然に思えますね。なんせレジスタンスはずーーーっと劣勢に立たされ続け最後のジェダイ降臨を渇望するほど弱いのだから。

 

(4)ホルド提督の指揮が雑すぎる件

指揮というよりは、感情的になりポー中佐の扱い方を奢ってしまったのが彼女の落ち度ですね。アクバー提督の一見もそうですが、レジスタンスは窮地に立たされ疲弊しています。それは個々の能力にも責任の一端があるように思えます。ポー中佐は神出鬼没で特攻野郎な一面があり制御しきれないイメージが強いです。それ以前にホルド提督とポー中佐は面識が浅く互いをよく知りません。ポーはレイア姫の命で宇宙中を飛び回っているのでホルド提督とは接点がほぼなく信頼関係が築けていません。勝手な行動をしたフィンとローズにも問題があるとは思いますが、双方自重して戦争が終わるとは考えられません。ホルドもポーも最善を尽くした結果です。

 

(5)ホルド提督の特攻が無敵すぎる件

敵艦隊に向けて自らののる船をハイパードライブさせて特攻を果たしました、結果的には敵主力艦が大破してレジスタンスは逃げおおせます。いままでそんなことをした船はありません。だっていつも他の乗組員が居たんだから。最初の事例ということで双方がどうなるかを心配していました。自らの命を投げうって、逃げる仲間を守り切るために特攻した結果、近距離防御にまで手が回っていなかったちょろい敵船を大破させることができた、という認識だけでいいと思います。今後、魚雷をハイパードライブさせて惑星のコアを破壊するくらいの芸当は当たり前になるかもしれませんね。

 

(6)ヨーダが霊体なのに雷を起こせる件

見間違えです、落ち着いてよく見てみましょう。「ワシが雷を呼んだのじゃ」とは一言もいっていません。ヨーダが起こしたというより元々天気が悪いシーンでした。そもそも雷が起こせるのはシス(ジェダイの対になる、暗黒卿)だけです。ヨーダが落雷をフォースで予見して元弟子の前に現れたというほうが正しい。ルークもまたヨーダにより救われ導かれた一人です。(彼はヨーダの弟子)

ヨーダだけに余談ですが、今作のヨーダは旧3部作を意識してパペットのような見た目に変更されています。(今作の1つ前のシリーズではフルCGでした)。余談でした、ヨーダだけに。

 

(7)ルークが分身を別の星にワープさせる?

いやいや見当違いも甚だしくて、ごめんwww、もう笑えてきます。

違います、ルークは自らの生命を削って幻影を投影させただけで分身(受肉した実体)ではありません。先にレイとカイロ・レンがこれをやってのけたことをルークは目撃していましたよ。そこに着想を得たのでは?これはフォースと一体化する前段階で、今回の件でルークは命をフォースと調和させます。

 

(8)スノークが弱すぎる (9)ロイヤルガードが無能すぎる

これには同意します。が、解説はこうです。スノーク本来の設定は狡猾なシスの生き残りです。特に相手の内面を見透かして言葉巧みに操ることに長けていました。そしてパルパティーンのように戦闘には積極介入してこず立体映像で自らを大きく見せるなど、単なる口先野郎でした。年老いてなお自分に自信があり他人を見下すことから、カイロとレイの力量を見誤りました。

カイロはもともと潜在能力が高いのに、良心と暗黒面の葛藤からフォースを十分に使えずにいる、と前作で説明がありましたね。カイロは本作でレイと触れ合うことで未来を予見し、自らがスノークを殺す未来を見ました。ここで彼は完全にダークサイドに堕ち、力が増強します。ロイヤルガードは全員玉座よりも後ろにいたし元々が強くないから事態の急変に気が付かなくても別に問題なし。というかヘルメットの視界が狭すぎて見えてないんじゃない?それよりも大事なのは帝国側がライトセイバーを防ぐ装備を開発しているのにスノークが油断しすぎて上着1枚で軽装な点。

やられるべくしてやられました。合掌。

 

(10)フィンとローズのせいで何人も兵士が死んだのにスルー

レジスタンスの兵士は度重なる戦闘で数が減っており、一々悲しんでいられない、悲しまないものは一人もいないと前作でも言っていましたよ。前作をもう1回見たほうがよろしいでしょう。彼らのせいで沢山の人が死んだというよりも戦争の一場面を切り取って見たところ、そう見えただけでしょう。しょうもない「酷いシーン選び」で多くの映画ファンが悲しむのと同じです。

フィンとローズのせいで死んだのではなく戦争行為そのものに犠牲者が出ている点を掘り下げる必要があります。短絡的な思考はよろしくないです。というか異常な状況だからこそ死よりも愛に目を向けることも必要です。

人は愛を育むことができる動物です。ローズは自分ではもう死んだと思ったのでお別れにフィンにキスをしたものの(結果的には一命をとりとめました)これってとても美しい行為ですよ。そもそも死ぬ寸前のフィンを命がけで救出しているわけですしね。

SNSなどで取り上げられている評価は極めて断片的で単一の視点しかないように思えます。あまり本編を理解せずにコメントをして、それを鵜呑みにしてしまわぬよう気をつけてください。過去作と本作の繋がりまで意識して観てないと見落としてしまったり、文脈を考えに酷い間違い方をしてしまうシーンがあったという点で、本作は説明不足があった感はあります。それを含めても過渡期の作品として非常に面白く見ごたえがありますので是非ご覧になってください。

 4月27日にブルーレイ・DVDが発売しました。レンタルも始まります、劇場に足を運べなかった人や見逃してしまった人はこの機会に是非ご覧ください。